透析装置入れ替えのお知らせ | 医療法人南谷継風会 南谷クリニック血液浄化センター(人工透析)

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血液浄化センターからのお知らせ

透析装置入れ替えのお知らせ

2020.10.26

この度、下記の通り透析装置及び配管の入れ替えを実施いたしましたのでお知らせいたします。引き続き、安全安心な透析治療を皆様に提供できるよう取り組みます。

1.変更日
2020年10月26日

2.透析装置
・ニプロ社製透析用監視装置NCV-3AQ
・ニプロ社製粉末溶解装置NCS-W, NPS-AW, NPS-BW
・ニプロ社製水処理装置W-RO×ecoAo

以上

FAQ(よくある質問)

Q: そもそもHDF(血液透析濾過)とは何ですか?
A:  HDFは、通用のHD(血液透析)で除去できない中分子量の物質から低分子量蛋白領域に至るまでの広い分子量範囲の尿毒症物質が高能率で除去される治療です。また、HDFには、オフラインHDFとオンラインHDFがあり、今回導入した機器では、オンラインHDFを採用します。

Q: 今回導入されるオンラインHDFでは、どのような効果が期待できますか?
A: HDFは、イライラ感・皮膚掻痒感・不眠・関節痛などの自覚症状が改善でき腎性貧血・透析低血圧への効果・生命予後の効果が期待できると言われています。

Q: オンラインHDFの前希釈法と後希釈法って何がちがうのでしょうか?
A:  補充液を入れる位置で別れます。血液浄化機の前に入れるのを前希釈法、後に入れるのを後希釈法と言います(図1)。同じ置換液量なら後希釈法の方が濃い濾液がえられるので前希釈にくらべ溶質除去能は高いですが、血液量に強く依存し大量置換ができないデメリットがあります。前希釈法は大量液置換によって溶質除去能を高めることができ、体には必要な有用成分の喪失量を後希釈にくらべて壮大的に抑えることができるメリットがあります。しかしオンラインHDFは透析液を補充液として使用するためきわめて高い清浄度が必要になります。当院では最新鋭の透析機器を用いることで高い清浄度の透析液を作り出すことが可能です。

Q: 透析液は体の中を通るのでしょうか?
A:  透析液は透析膜を通過して、もどっていきます。オンラインHDFでは透析液を置換液として使用するため水質には特に配慮しているのでご安心下さい。

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